β遮断薬 あがり症 緊張緩和(インデラル、メインテート)

βブロッカー 治療法

概要・仕組み

発汗に直接的に関係のある部分に作用する薬ではありませんが、発汗には緊張・あがり状態が関係があるため、紹介します。

このβ遮断薬(βブロッカー)とは、心拍数を上げる原因となる心臓にある受容体(β受容体)の働きを遮断する薬です。高血圧や狭心症の治療薬ですが、緊張による心拍数の増加を抑える効果も期待できます。

主に顔面・頭部多汗症の方が関係すると思いますが、仕事などで緊張する場面があると、滝汗のスイッチが入り、滝汗をかいている自分が周りにどうみられるか気になってしまい、さらに緊張し、発汗が止まらなくなるという負の連鎖に陥ります。β遮断薬でトリガーとなる緊張を緩和できると有効かもしれません。

ただ、最も有名であった「インデラル」の個人輸入が規制されることになりました。まだ購入できるようですが、規制は2018年からであるため、いつ購入できなくなってもおかしくない状態です。

同じβ遮断薬である「メインテート」は規制されずに、今後も購入可能であるため、検討しても良いと考えます。

対象部位

特にありません。緊張を緩和します。

手法

緊張緩和の効果を得たい時から0.5~1.5時間前に10mg~40mgを服用。

メリデメ

メリット

  • 飲むだけなので手間が全くない
  • 個人輸入で調達可能

デメリット

  • 副作用が起きうる
    身体がだるくなったり、めまいなど

商品

一覧

  • インデラル
    規制され個人で購入できなくなることに
  • メインテート

おすすめ

インデラルの代わりとしては同じβ遮断薬のメインテートくらいしか選択肢がないように思えます。

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