直接的に作用
塩化アルミニウム水溶液

塩化アルミニウム水溶液(塩アル)
概要・仕組み 塩化アルミニウム水溶液を発汗部位に塗ります。塩化アルミニウムが汗の管を塞ぐことで発汗を抑制します。重症度によって、塩化アルミニウムの濃度を20%から50%に調整します。 対象部位 濡れる部分であれば場所は問わないと思いま...
抗コリン薬(プロバンサイン、プロスパス)

抗コリン薬(プロバンサイン、プロスパス)
概要・仕組み 脳から「汗を出せ」という命令が出ると、自律神経の一つである交感神経を介して全身に伝わり、交感神経の末端からアセチルコリンという神経伝達物質が分泌されます。このアセチルコリンが汗腺にくっつくと汗が作られ皮膚から汗が出ます。 ...
イオントフォレーシス

イオントフォレーシス(通電療法)
概要・仕組み 専用の機器を使って、手と足を水道水の入った容器に浸して、10~20分程度(機器によって異なる)10mA~30mAの電流を流します。 発汗が抑制される原理を調べたところ、諸説あり、確定には至っていない雰囲気が出ていますが...

サーリオ(saalio)を使ってみた
1年半サーリオを使って実感できた効果と日々の使用感などお伝えしたいと思います。
ボトックス注射

ボトックス注射
概要・仕組み 抗コリン薬でも紹介した通り、発汗に強く影響しているアセチルコリンという神経伝達物質があります。 ボトックス注射もこのアセチルコリンの放出を抑制することで、発汗を抑える効果があります。 一度注射すると4か月...
星状神経節ブロック
工事中
ETS(胸腔鏡下胸部交感神経遮断術)
工事中
間接的に作用
自律神経調整薬(グランダキシン)

自律神経調整薬(グランダキシン)
概要・仕組み 自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられ、シーソーのようにバランスをとりながら働いています。これらのうち、ストレス・緊張・不安を感じると交感神経が優位になり、汗腺が活発化し、発汗につながるそうです。 グランダキシン(...
自律訓練法

自律訓練法
概要・仕組み 自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられ、シーソーのようにバランスをとりながら働いています。これらのうち、ストレス・緊張・不安を感じると交感神経が優位になり、汗腺が活発化し、発汗につながるそうです。 自律訓練法は、薬...
β遮断薬 あがり症 緊張緩和(インデラル、メインテート)

β遮断薬 あがり症 緊張緩和(インデラル、メインテート)
概要・仕組み 発汗に直接的に関係のある部分に作用する薬ではありませんが、発汗には緊張・あがり状態が関係があるため、紹介します。 このβ遮断薬(βブロッカー)とは、心拍数を上げる原因となる心臓にある受容体(β受容体)の働きを遮断する薬...
その他の対策
顔汗止め-皮膚圧発汗・反射(胸の上部を圧迫)

顔汗止め-皮膚圧発汗・反射(胸の上部を圧迫)
概要・仕組み 顔面・頭部多汗症に有効な手法です。 皮膚圧発汗反射という聞きなれない効果を応用した方法です。効果の名称自体は聞きなれていませんが、内容は簡単です。 胸の上部(乳首の5cmくらい上)の少し痛い部分を強く押し続けるこ...
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